ガス栓ホースエンド型からコンセント型へ!交換工事の費用と手順

こんにちは!神奈川県厚木市を拠点に、ガス工事・エアコン工事を行っている國分住設株式会社です。


所有物件や管理物件で、「入居者からガスホースが繋がらないと連絡が来た」「古いガス栓(ホースエンド型)をこのまま使い続けても安全なのか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。一見似ているガス栓ですが、種類を間違えるとガス機器が使えないだけでなく、無理に接続しようとしてガス漏れ事故につながる恐れもあります。


実は、この2つは接続方法が全く異なるだけでなく、安全機能の有無にも大きな差があり、古いタイプはガス漏れ事故のリスクが高いため注意が必要です。


そこで今回は、ホースエンド型とコンセント型の違いや見分け方、正しい接続手順、そして安全なヒューズガス栓へ交換する際の費用相場についてご紹介していきます。入居者様の安全を守りたいアパートオーナー様や、設備リフォームを検討中の管理会社様は、ぜひ参考にしてみてください。



■ホースエンド型とコンセント型の違い



ガスコンロやファンヒーターを設置する際、壁や床にあるガス栓の形状によって、必要な接続部材が異なります。見た目が似ていても構造は全く別物であり、間違ったホースを用意すると接続できないばかりか、無理に繋ごうとしてガス漏れ事故の原因になることもあります。まずはこの2つのタイプを正しく見分けることが、安全なガス機器設置の第一歩です。


・赤い線の有無で見分ける方法


最も簡単で見分けやすいポイントは、ガス栓の接続口に「赤い線(ライン)」が入っているかどうかです。 「ホースエンド型」と呼ばれるタイプは、接続部分に赤い線が引かれており、蛇口のようなギザギザした形状をしています。これは主に築年数の古いアパートや団地で見られる旧式のガス栓で、ゴムホースを赤い線まで深く差し込み、最後に「管止めバンド」で締め付けて固定する必要があります。


一方、現在主流の「コンセント型」には赤い線がありません。接続口の内部に溝があり、専用のソケットを「カチッ」と音がするまで差し込んで接続する仕組みになっています。見た目がスッキリしており、誤ってホースが抜けるのを防ぐ安全機能が備わっているのが特徴です。


・ソケットやプラグが必要なケース


接続口の形状によって、間に挟む部材(接続具)が必要かどうかが変わります。 ホースエンド型の場合、ホームセンターなどで売られている切り売りの「ゴムホース」を直接ガス栓に差し込むため、追加の部材は不要です。しかし、コンセント型の場合は、ホースの先端に「ソケット」と呼ばれる接続プラグが付いた「ガスコード」を用意する必要があります。


もし、お手持ちのガスコンロにゴムホースしか付いていない場合は、ホースの先端に後付けできる「ゴム管用ソケット」という白いプラグ状の部品を別途購入し、装着しなければなりません。入居者様がこの違い分からず、「ホースが入らない」と管理会社へ問い合わせてくるケースも多いため、内見時などに設備の種類を伝えておくとスムーズです。



■ガスホースの付け方と外し方のコツ



ガス機器を安全に使用するためには、ガスの種類や器具に合った正しい方法で接続することが不可欠です。接続が不完全な状態でガス栓を開くと、ガス漏れや引火事故につながる恐れがあります。ここでは、入居者様から問い合わせが多い「取り付け方」と、退去時によくある「外れないトラブル」への対処法を解説します。


・カチッと音がする正しい接続手順


コンセント型ガス栓にガスコード(ソケット付きホース)を接続する場合、カチッという音がするまでソケットを真っ直ぐに押し込みます。軽く引っ張っても抜けないことを確認すれば完了です。この時、ソケット先端の着脱ボタンを押しながら差し込むとロックがかからないため、ボタンには触れずに押し込むのがコツです。


ホースエンド型の場合は、ゴムホースを赤い線が隠れるまで奥へ差し込み、必ず「管止めバンド」で固定します。ゴム管がきつくて入らない場合は、水(お湯)で接続口を少し濡らすと滑りが良くなりますが、油や洗剤の使用はゴムの劣化や滑り抜けの原因となるため厳禁です。


・固くて外れない時の対処法


長年使用したゴムホースは、油汚れや経年劣化によって硬化し、ガス栓に固着して抜けなくなることがあります。コンセント型であれば、着脱リング(スリーブ)を強く押し込むことで外れますが、油で固まっている場合は濡れ雑巾などで汚れを拭き取ってから操作してください。


ホースエンド型でゴム管が完全に固まっている場合、無理に引っ張ったり捻ったりすると、ガス栓本体が壁から緩んでしまい、配管内部でのガス漏れ事故を誘発する恐れがあります。どうしても外れない場合は、カッターでゴム管に切れ込みを入れて外す方法もありますが、ガス栓を傷つけるリスクがあるため、無理せず専門の業者へ依頼することをお勧めします。



■古いガス栓の交換費用と変換工事



築年数が経過したアパートやマンションでは、依然として旧式のホースエンド型ガス栓が残っている物件が多く見受けられます。しかし、安全管理の観点や、入居者様への印象を良くするために、最新のコンセント型(ヒューズガス栓)への交換工事を希望されるオーナー様が急増しています。


・ゴム管直付けタイプの危険性


ホースエンド型(ゴム管直付け)の最大のリスクは、地震などの振動や、足が引っかかった際の衝撃でホースが抜けてしまうことです。また、ゴム管自体が劣化してひび割れると、そこからガスが漏れ出す危険性もあります。


対して、現在主流の「ヒューズガス栓(コンセント型)」には、万が一ホースが外れたり切断されたりして大量のガスが流れた際、自動的にガスを遮断する安全機構(過流出防止機構)が備わっています。事故を未然に防ぐため、日本ガス石油機器工業会なども、古いタイプの交換を強く推奨しています。


・アパート全戸の交換費用目安


ガス栓の交換工事は、1箇所あたり数千円〜1万円台後半が相場ですが、依頼する業者によって大きく異なります。大手ガス会社を経由すると中間マージンが発生しますが、國分住設のような施工店へ直接発注(分離発注)いただければ、費用を抑えることが可能です。


特に、「空室対策としてアパート全戸のガス栓をまとめて交換したい」といったご依頼であれば、一回の出張で効率よく作業ができるため、1戸あたりの単価を大幅に下げた特別価格での対応も可能です。ランニングコストをかけずに物件の安全性を高める有効な修繕投資と言えます。


・見栄えが良い埋め込み型へ更新


リフォームに合わせて壁紙(クロス)を張り替えるなら、壁から飛び出している古いガス栓を撤去し、壁に埋め込む「ボックス型ガスコンセント」への変更がおすすめです。 出っ張りがなくなるため、家具や冷蔵庫を壁際に寄せやすくなり、部屋が広く使えるメリットがあります。


見た目も白やベージュなど壁紙に馴染むデザインが多く、内見時の古臭い印象を払拭できます。「キッチンが古く見える」とお悩みのオーナー様は、ガス栓と壁紙のセットリフォームをご検討ください。



■資格必須!ガス工事専門業者へ!



「ガス栓の交換くらいなら自分でできるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ガス栓本体の取り外しや交換工事は、法律で定められた有資格者しか行うことができません。DIYでの施工は非常に危険であり、違法行為となります。


・自分で設置や交換は法律違反


ガス栓とホースをつなぐ作業は使用者(入居者様)が行っても問題ありませんが、壁や床に固定されているガス栓そのものを交換・移設・撤去する作業には、「液化石油ガス設備士」や「簡易内管施工士」などの国家資格が必要です。 無資格者が施工してガス漏れ事故が起きた場合、火災保険が下りないだけでなく、施工者や物件所有者が法的責任を問われることになります。安全・安心のため、必ず正規の登録業者に依頼してください。


・電気工事もまとめて対応可能


最新のガスファンヒーター用コンセント(ガス・電気一体型)への交換には、ガス工事の資格に加え、電気工事士の資格も必要です。 國分住設株式会社は、ガスと電気の両方の資格を持つスタッフが在籍しているため、複数の業者を手配する手間がなく、ワンストップでスムーズな施工が可能です。「古いガス栓を安全なタイプに変えたい」「見た目をスッキリさせたい」というオーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。


お問合せ・見積もりはこちら



■まとめ


ガス栓の種類は、単なる「接続の形」の違いではなく、安全性に直結する重要な要素です。古い「ホースエンド型」を使い続けることは、ゴム管の劣化や外れによるガス漏れ事故のリスクを抱え続けることと同義です。


オーナー様にとって、退去やリフォームのタイミングは、設備をアップデートする絶好の機会です。最新の「コンセント型(ヒューズガス栓)」へ交換することで、入居者様に「安全で管理が行き届いた物件」という安心感を与え、空室対策や物件価値の向上につなげることができます。たった数千円から数万円の投資で、将来の大きな事故トラブルを未然に防げる費用対効果の高い修繕と言えるでしょう。



■ガス栓交換・ガス工事は國分住設へお問い合わせください!



神奈川県厚木市を拠点とする國分住設株式会社は、アパート・マンションの設備工事に特化した専門業者です。


「所有物件のガス栓が古いタイプで心配」「リフォームに合わせてガスコンセントの位置を動かしたい」……そんなオーナー様のお悩みを、国家資格を持つ熟練スタッフが解決します。


私たちは、大手ガス会社やリフォーム店を通さない「完全自社施工(分離発注)」スタイル。余計な中間マージンをカットし、コストを抑えながらも高品質な施工をお約束します。ガス工事はもちろん、それに伴う電気工事や給湯器交換までワンストップで対応できるのが強みです。


「まずは現地の写真を送って見積もりが知りたい」「1部屋だけでも頼める?」など、どんな些細なご相談でも構いません。


オーナー様の安定した賃貸経営と、入居者様の安全な暮らしをサポートするために、現地調査からお見積もりまで誠心誠意対応させていただきます。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております!


▼関連記事

ガス工事依頼で知る集合住宅工事の流れ

プロパンガス ガス栓増設工事を失敗しないための注意点


施工事例はこちら