こんにちは!神奈川県厚木市を拠点に、ガス工事・エアコン工事を行っている國分住設株式会社です。
アパートの新築やリフォームを検討する際、「プロパンガスの配管工事費はいくらかかるのか」「業者から提案された『工事費無料』を信じて良いのか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。初期費用がタダになるのは魅力的ですが、その裏にある「無償貸与契約」の仕組みを理解していないと、後々高額なガス料金や違約金トラブルに巻き込まれるリスクがあります。
この記事では、ガス工事を検討しているオーナー様に向けて、配管工事の適正な費用相場や内訳、注意すべき無償貸与契約のデメリット、そしてコストを抑えるための業者選びについて解説します。
■配管工事の費用相場と内訳

プロパンガスの配管工事にかかる費用は、建物の規模や配管の長さ、そして「誰に依頼するか」によって大きく変動します。適正な価格で工事を行うためには、まず見積もりに含まれる内訳や、一般的な相場感を正しく理解しておくことが重要です。
・室内配管やリフォームの費用
キッチンや給湯器の設置場所を変更するリフォームや、アパートの原状回復に伴う室内配管の工事では、主に「材料費」と「技術料(施工費)」が発生します。例えば、老朽化した鉄管(白ガス管)を錆びない最新のフレキ管へ交換する場合や、部屋の模様替えでガス栓を増設する場合などが該当します。
費用の目安としては、露出している配管の簡単な変更やガス栓の増設であれば数万円程度で済むこともあります。しかし、壁や床の中を通す「隠蔽配管」を行う場合や、距離が長い配管の引き直しが必要な場合は、壁の開口や復旧作業も伴うため、10万円を超えるケースも珍しくありません。
・敷地内引き込み工事の目安
新築アパートの建設時や、オール電化物件からの切り替えなどで、屋外のプロパンガスボンベ置き場から建物までの供給管を地中に埋める工事です。ここでは「掘削作業費」や「埋設管材料費」が費用の大きなウェイトを占めます。 都市ガスの導管が道路の下から敷地内へ引き込まれるのと同様に、LPガスもボンベから各部屋のガスメーターまで配管をつなぐ必要があります。
土を掘り返して腐食に強いポリエチレン管などを埋設するため、駐車場のアスファルトやコンクリート舗装を一度剥がして復旧する作業が含まれると、その分費用は高額になります。配管の距離や埋設環境にもよりますが、一般的に数十万円単位の工事費を見込んでおく必要があります。
・中間マージンがない直接発注
通常、オーナー様がガス販売会社(供給会社)に工事を依頼すると、実際の施工は下請けである「指定工事店」が行います。この商流では、ガス会社の管理費や手数料(中間マージン)が見積もりに上乗せされることが一般的です。 一方、國分住設のような実際に施工を行う設備工事会社へ直接依頼(分離発注)すれば、この中間マージンを大幅にカットできます。全く同じ工事内容でも、依頼先を変えるだけでトータルの工事費を安く抑えられるため、コスト意識の高いオーナー様や管理会社様から選ばれています。
■「工事費無料」の裏側とリスク

アパート経営において、初期費用を抑えるために「配管工事費無料」という提案は非常に魅力的に映ります。しかし、ビジネスの世界に「タダ」はありません。この仕組みは「無償貸与契約」と呼ばれ、実際にはガス会社が一時的に費用を立て替えているに過ぎません。目先のコスト削減だけで契約を結んでしまうと、長期的な賃貸経営において入居者満足度を下げたり、法的なトラブルに巻き込まれたりするリスクがあることを理解しておく必要があります。
・ガス代が高くなる無償貸与
無償貸与契約の最大の問題点は、立て替えられた工事費の回収方法にあります。ガス会社は、かかった工事費用や設備代金を、毎月入居者が支払う「ガス料金」に上乗せして回収します。つまり、オーナー様が支払うべき初期費用を、入居者様が分割払いさせられているのと同じ構造です。 これにより、その物件のガス単価は相場よりも高額になります。結果として、入居者様から「ガス代が高すぎる」というクレームが発生したり、それが原因で退去につながったりするケースが後を絶ちません。
・設備買い取りで自由な契約
一方、オーナー様が最初に適正な費用を支払って配管工事を行う「設備買い取り(自費工事)」を選択した場合、配管やガスメーターはオーナー様の所有物(資産)となります。ガス会社に借金がない状態ですので、入居者様へのガス料金には工事費の上乗せがなく、安価な適正価格で提供できます。 また、最大のメリットは「ガス会社を選ぶ自由」が手に入ることです。無償貸与の場合、15年程度の契約期間縛りが発生し、途中解約には高額な違約金(配管の残存簿価)を請求されますが、買い取りであれば、サービスや料金に不満がある場合、いつでも条件の良いガス会社へ切り替え(変更)が可能です。
・無償貸与契約の禁止と法改正
近年、この商慣習に対して経済産業省による規制が強化されています。特に問題視されているのが、ガス設備とは直接関係のないエアコンやインターホン、Wi-Fiルーターなどの設置費用までガス配管工事の契約に含め、ガス料金に上乗せして回収する「過剰な貸与」です。 「省令改正」により、三部料金制の導入(設備費の別枠表示)や、賃貸オーナーへの情報提供義務など、透明化が求められるようになりました。「タダで設備を新品にできる」という甘い誘い文句に乗ると、コンプライアンス違反を問われる可能性もあるため、今後は費用の透明性が高い「直接発注・自費工事」が主流になっていくと考えられます。
■配管工事は資格必須!DIY不可

コスト削減のために「自分で修理や交換ができないか」と考えるオーナー様もいらっしゃるかもしれません。しかし、可燃性ガスを扱う配管工事は、接続の不備が一酸化炭素中毒やガス爆発といった取り返しのつかない大事故に直結します。そのため、法律によって厳格な資格要件が定められており、無資格者による施工は固く禁じられています。
・液化石油ガス設備士の役割
プロパンガス(LPガス)の配管工事や機器の設置を行うには、「液化石油ガス設備士」という国家資格が必須です。これは、単にパイプをつなぐだけでなく、ガスの流量計算に基づいた適切な配管径の選定や、地震などの災害にも耐えうる固定方法、そして施工後の厳密な気密試験(ガス漏れ検査)まで、高度な専門知識と技術を要する仕事です。
・信頼できる施工業者の選び方
安心して工事を任せるためには、依頼先の会社が都道府県知事への「特定液化石油ガス設備工事事業」の届出を行っているか確認しましょう。これは、LPガスの工事を行うために必要な公的な許認可です。 また、問い合わせの際に「自社で施工していますか?」と確認することも有効です。窓口だけで実際の作業は下請け業者に丸投げする会社ではなく、自社の有資格者が責任を持って施工・管理する会社であれば、中間マージンによる割高な費用を避けられるだけでなく、将来的なメンテナンスやトラブル時の対応もスムーズです。
■まとめ
プロパンガスの配管工事は、一度設置すれば数十年使い続ける重要なインフラです。だからこそ、目先の「初期費用無料」という言葉の裏にある「無償貸与契約」の仕組みやリスクを正しく理解することが、健全なアパート経営の第一歩となります。
入居者様に選ばれる物件であり続けるためには、ガス料金が高騰する原因となる無償貸与を避け、適正価格で工事を行う「直接発注(自費工事)」が最も賢明な選択肢です。オーナー様ご自身が設備の主導権を持つことで、ガス会社を自由に選び、ランニングコストを抑えた競争力のある物件づくりが可能になります。
國分住設株式会社は、地域密着で顔の見える施工を行っています。大手のような営業担当者はいませんが、その分、現場を知り尽くした有資格者が直接お客様のご要望を伺い、無駄なコストを省いた最適なプランをご提案いたします。
■プロパンガス配管工事・切り替えは國分住設へお問い合わせください!

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